スケートボードを見ていると、
よく聞く言葉があります。

「あの子、センスあるよね」

確かにいます。

  • すぐに技を覚える子
  • バランス感覚がいい子
  • 初めてでも怖がらない子

でも、現場でずっと見ていると、
ひとつ分かってくることがあります。

“センスの正体は、思っているものと少し違う”ということ。


センスがあるように見える理由

いわゆる「センスがある子」には、
いくつか共通点があります。

  • 失敗を怖がらない
  • とにかく回数をやる
  • 自分で試すことが多い

これ、実は前のブログで書いてきたことと同じです。

つまり、

センス=行動の量と質

であることが多い。


最初の差は、確かにある

正直に言うと、
スタート時点の差はあります。

  • 運動経験
  • 体の使い方
  • 性格

ここで差がつくのは事実です。

でも問題はここではありません。


本当に差がつくのは、そのあと

本当に差が広がるのは、

「できない時間」をどう過ごすか。

最初にセンスがあると言われていた子が、
途中で伸び悩むことはよくあります。

逆に、

最初は全然できなかった子が、
半年後に一番伸びていることも多い。

なぜか。

答えはシンプルです。

やり続けたかどうか。


センスを潰してしまう瞬間

実は、「センス」という言葉には
少しだけ注意が必要です。

例えば、

  • 「あの子はセンスあるから」
  • 「うちはセンスないから無理かな」

この言葉が出た瞬間、

挑戦が止まります。

センスを理由にした瞬間、
努力や継続の余地がなくなる。

これはすごくもったいない。


センスよりも大事なもの

スケートボードで一番大事なのは、

  • 続けること
  • 試すこと
  • 失敗できること

これです。

そしてこれは、
才能ではなく環境で育ちます。


スクールで見ていること

スクールで見ているのは、

「センスがあるか」ではありません。

見ているのは、

  • 何回やるか
  • どう向き合うか
  • 楽しめているか

ここが揃っている子は、
時間と一緒に必ず伸びます。


最後に

「あの子はセンスがある」

そう見える子も、
実は見えないところでたくさん失敗しています。

センスは、最初からあるものではなく、
積み重ねの中で“そう見えるようになるもの”。

もし今、うまくいかなくても、
それはセンスがないわけではありません。

ただ、まだ途中なだけです。