スクールをやっていると、よく聞かれます。

「うちの子、やる気がなくて…」

でも、正直に言うと
最初からやる気がある子なんて、ほとんどいません。

むしろ、最初はみんな同じです。

  • なんとなく来ている

  • 友達がやっている

  • 親に連れてこられた

そんな理由で始まることがほとんどです。


やる気は、後から生まれる

スケートボードを見ていると、
ある瞬間に子供の目が変わるときがあります。

それは、

「できた瞬間」

初めてオーリーが少し浮いたとき。
バンクを降りられたとき。
ランプを一周できたとき。

その瞬間、子供はこう思います。

「もう一回やりたい」

これが、やる気の正体です。


やる気の前に必要なもの

やる気の前に必要なものがあります。

それは、

小さな成功体験。

でも、この成功体験は
大人が作れるものではありません。

本人が、

  • 何度も挑戦して

  • 何度も失敗して

  • たまたま成功する

この流れの中で生まれます。

だから、やる気は
教えることができない。

でも、

生まれる環境は作れる。


やる気を消してしまう言葉

実は、大人の言葉で
やる気は簡単に消えてしまいます。

例えば

  • 「ちゃんとやりなさい」

  • 「もっと頑張って」

  • 「集中して」

この言葉、
悪気はないですが、逆効果です。

なぜなら、

やる気は
外から押すものではないから。


やる気が生まれる環境

スケートボードでやる気が生まれるのは、
だいたいこんな環境です。

  • 周りが楽しそう

  • 失敗しても笑える

  • 少しずつできるようになる

そして何より大きいのが、

仲間の存在。

友達が新しい技をやっていると、
自然とやりたくなる。

これが、本当のやる気です。


スクールがやっていること

スクールでやっていることは、
実はとてもシンプルです。

やる気を出させることではありません。

やる気が生まれる環境を作ること。

  • 挑戦できる空気

  • 失敗できる空気

  • 仲間がいる空気

この3つがあると、
子供は勝手に動き始めます。


最後に

やる気は、最初からあるものではありません。

やる気は、

できたときに生まれる。

そしてその「できた」は、
たくさんの失敗の中から生まれます。

だから焦る必要はありません。

やる気を作ろうとしなくてもいい。

スケートボードを続けていれば、
ある日突然、子供の目が変わる日が来ます。

その瞬間を見るために、
僕たちはパークに立っています。