「うちの子、才能ありますか?」
正直に言うと、
この質問を受けるたびに、少し違和感があります。
なぜなら、
スケートボードの世界で長く現場に立っていると、
才能よりも圧倒的に大きなものがあるとわかるからです。
それが、“環境”です。
才能があっても、環境がなければ伸びない
どれだけセンスがあっても、
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失敗を笑われる場所
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比べられる場所
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焦らされる空気
この中では、子供は縮こまります。
逆に、
最初は全然できなかった子でも、
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何度失敗してもいい空気
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周りが応援してくれる仲間
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親が焦らない姿勢
この環境があると、驚くほど伸びます。
才能よりも先に、
空気が成長を決める。
これは、現場で何度も見てきた事実です。
スケートパークは“挑戦の実験場”
スケートボードは、
思い通りにならない競技です。
できない日もあれば、
昨日できた技が突然できなくなる日もある。
だからこそ、
挑戦できる環境が必要です。
スケートパークは、
うまい人のための場所ではありません。
挑戦する人のための場所です。
転んでもいい。
失敗してもいい。
時間がかかってもいい。
その空気があるかどうかで、
子供の未来は変わります。
子供は、環境の中で性格が育つ
面白いことに、
挑戦できる環境にいる子は、
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自分で考えるようになる
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他人と比べすぎなくなる
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続ける力が強くなる
逆に、
正解ばかり求められる環境にいると、
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指示待ちになる
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失敗を怖がる
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途中でやめやすくなる
スケートボードは、
性格を育てる競技でもあります。
だからこそ、
環境づくりは何より大事です。
スクールが作りたいもの
このスクールが作りたいのは、
「うまくなる仕組み」ではなく、
「挑戦できる空気」です。
技はあとからついてきます。
でも、
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失敗しても立ち上がる力
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自分で考える習慣
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比べずに続ける姿勢
これは、環境がなければ育ちません。
最後に
才能は、コントロールできません。
でも、環境はつくれます。
子供が伸びるかどうかは、
才能の有無ではなく、
どんな空気の中で挑戦しているか。
スケートボードを通して、
そんな場所を作り続けたいと思っています。
うまくなることよりも、
挑戦し続けられることのほうが、
ずっと価値があるからです。